一生に一度のハレの日である成人式。
振袖を着て成人式に参加して…
新成人のみなさんはとても楽しみにしているでしょう。
しかし、なにから準備すればいいか分からないという人も多いかと思います。
この記事では、成人式までの流れから、振袖選びや前撮り撮影の際に知っておくと役立つ情報を分かりやすくまとめました。
「振袖選びで失敗したくない」「ステキな思い出を残したい」そんな人のお役に立つ内容となっています。
成人式の準備について予習して、理想の成人式をかなえましょう!
もくじ
STEP1 振袖を選ぶ
まずは振袖を選ぶ流れを詳しく解説します。
購入かレンタルか決める
成人式で着る振袖は、レンタルか購入、ママ振袖と3つの選択肢があります。
振袖は安いものから高級品までピンキリなので、購入でもレンタルでも振袖によって価格が大幅に違うものです。
メリット | 費用の相場 | |
購入 | ・イメージ通りの振袖を着られる ・何回も着られる |
20万〜60万円 |
レンタル | ・トレンドのデザインを着られる ・管理の手間がかからない |
10万〜20万円 |
ママ振袖 | ・お金がかからない ・家族が喜ぶ |
小物を買い足す場合、5万〜10万円 |
振袖を購入する場合の相場は20万円〜60万円、レンタルなら相場は10万円〜20万円。
レンタルは購入するよりも予算が半分近くに抑えられます。
最近はお母さんが成人式で着たママ振袖を選ぶ人も多く、帯や半衿(はんえり)などの小物を買い足して自分らしく着こなすことも可能です。
小物類を買い足すだけなので、購入やレンタルよりも予算が少なく済むのがメリット。
→ママ振袖はダサいなんて言わせない!おしゃれな着こなしのコツを紹介
メリットをふまえ、振袖をどうやって用意するか考えてくださいね。
振袖レンタルを予約する時期
振袖をレンタルする場合、いつ予約すればいいのか迷うでしょう。
結論から言ってしまうと、1番おすすめなのは成人式の2年〜2年半前です!
1月に成人式を開催するなら、高校3年生の夏〜冬ということになります。
早めに振袖を予約すれば、自分が着たいと思う振袖を選べるでしょう。
→【成人式の振袖レンタルの時期】乗り遅れると振袖がなくなるって本当?
振袖は着物店や呉服屋、写真館、オンラインの着物レンタルショップなどで借りられます。
着物店や呉服屋、写真館は早めに予約すると特典が付いているケースが多いので、早めに資料請求や見学するのがおすすめです。
→振袖のレンタルはどこがいい?お店ごとのメリットデメリットを解説
振袖コーディネートのポイント
振袖のコーディネートを考える際には、色とりどりの振袖や小物がありどれにするか迷ってしまうでしょう。
そんなときは、以下の3つのポイントから考えるのがおすすめです。
・なりたいイメージ
・自分に似合う色
・体型に合った色や柄
ガーリーな雰囲気にしたいのか、大人っぽくしたいのか、なりたいイメージが決まっていると振袖を選びやすくなります。
イメージが決まったら、自分に似合う色(パーソナルカラー)から振袖を選びましょう。
着る人の魅力をより引き立ててくれます。
振袖を決めたら、次に帯、帯締め、帯揚げ(おびあげ)、草履(ぞうり)・バッグ・髪飾りの順でコーディネートをつくっていきます。
→振袖をコーディネートするときのコツを専門店が解説!試着の前に予習しよう
振袖や帯のデザインはもちろんですが。実は帯の結び方もコーディネートの重要なポイントです。
同じ振袖でも帯の結び方によって違った印象になるので、帯結びの種類も事前にチェックしておくといいでしょう。
STEP2 前撮り
次に、前撮りのタイミングや前撮りでの髪型、ご家族の服装について解説します。
前撮りのタイミング
前撮り撮影は、基本的に好きなタイミングで問題ありません。
しかし、おすすめなのは3月〜4月です。
振袖姿には白い肌が似合うので、夏に日焼けする前に撮影するといいでしょう。
進学や就職で地元を離れてしまっている人は、ゴールデンウィークの休暇を利用して地元へ戻り、前撮り撮影するのもおすすめです。
写真館であれば、1年中前撮り撮影を受け付けているところがほとんどですよ。
暑さが落ち着いた11月〜12月ごろもいい時期ですが、写真館は七五三の撮影で混み合っています。
11月〜12月に前撮りするならば、早めに予約した方がいいでしょう。
→成人式の前撮りはいつ?おすすめの時期や料金の相場を振袖アドバイザーが解説
前撮りでの髪型やメイク
着物店の振袖レンタルセットプランに付いている写真撮影や写真館での前撮りでは、基本的に着付けからヘアメイクまで任せられます。
前撮り当日は、ノーメイクでお店に行けばOKです。
しかし、こだわりがある人は自分でメイクしたりヘアセットしたりすることも可能です。
予約しているお店に相談してみてくださいね。
どんな髪型にするか迷っている人は、りんかくと振袖に合わせて選ぶのがおすすめです。
必ず、なりたい髪型のイメージ写真を複数用意しましょう。
→【振袖に合う髪型】決め方から失敗しないためのポイントまで徹底解説!
ちなみに、ヘアカラーは黒でもブラウンでも好きな色で問題ありません。
「和服を着るなら黒髪じゃなくちゃいけないのかな?」と思うかもしれませんが、振袖には意外と明るめのヘアカラー も似合います。
振袖に合ったヘアカラーでおしゃれを楽しんでくださいね。
ご家族の服装
大きくなるにつれて、ご家族で出かけたり記念写真を撮る機会は減っていくものです。
滅多にない機会なので、前撮りではぜひご家族も一緒に写真撮影しましょう。
ご家族の服装は、あくまでも主役より目立たないように注意してください。
また、ご家族の服装を選ぶ際には色味や柄などの統一感を意識すると、よりステキな家族写真が残せます。
→成人式の前撮り|家族はどんな服装が正解?コーディネートのポイントも解説
STEP3 成人式当日
振袖を用意して前撮りも終わったら、いよいよ成人式です。
成人式当日の流れやマナーを予習して、最高の思い出をつくりましょう!
成人式の流れ
成人式当日は以下のような流れで進みます。
①自宅で身支度する
②着付け会場に行く
③着付け・ヘアメイク
④成人式の会場へ移動
⑤成人式に参加
⑥着替え
⑦同窓会
着付けにヘアメイクに、新成人は朝から大忙しです。
成人式当日にバタバタしないように、必ず前日までに持ち物などは準備しておいてくださいね。
成人式後の同窓会では、カジュアルなドレスなどに着替えて参加するのがおすすめです。
動きづらいし飲食で振袖を汚したら大変なので、面倒でも帰宅して着替えた方がいいですよ!
成人式に振袖を着ない場合
成人式で振袖を着ない人は、スーツやワンピースといったきれいめの服を選びましょう。
成人式での服装には、特に決まりはありません。
とはいえ、成人式はフォーマルな場です。
カジュアルな服装は避けましょう。
スーツやワンピースを着る場合も、晴れの日にふさわしい華やかなコーディネートを意識して。
→成人式で振袖を着ないのはアリ?後悔しないために考えたいこと
成人式の準備はこれでばっちり!
成人式は楽しみな反面、準備したり考えたりしなくてはいけないことがたくさんあります。
仕事や勉強に忙しく、なかなか準備に取りかかれない人もいるでしょう。
しかし、計画的に準備を進めていけば直前になってバタバタすることはないし、本当に気に入る振袖を見つけられるはずです。
将来「楽しい成人式だったな」といい思い出にできるよう、ぜひ時間をつくって早めに成人式の準備を始めてくださいね。