振袖を着たくない。
引っ越して成人式会場が遠い。
振袖を探す時間がない…
さまざまな事情から、成人式に振袖を着ていくべきか悩んでいる人もいるかと思います。
実は、成人式での服装は自由です。
振袖を着るのが当たり前のように感じますが、特にルールはありません。
スーツでもワンピースでも普段着でもいいのです。
けれど、成人式は一生に一度のこと。
振袖を着ないで本当に後悔しないか?
慎重に判断したいところですね。
そこで、振袖を着ないことのメリットとデメリット、振袖を着ない場合の服装についてチェックして詳しく解説します。
振袖を着るか迷っている人は、ぜひ参考に読んでください。
もくじ
振袖を着ないことのメリット
振袖を着ないことのメリットは、お金と手間がかからないことです。
順番に詳しく解説します。
お金がかからない
振袖を着ないことの1番のメリットは、お金がかからないこと。
振袖のレンタル料金は安いものだと5万円前後、高いものだと30万円以上するものもあります。
振袖レンタルの平均的な予算は、15万円〜20万円ほど。
決して安くない金額です。
この分のお金を、旅行やショッピングなど他のことに使いたいと考える人も少なくありません。
成人式に興味がない人は、振袖の予算を違うことに使えるのは大きなメリットでしょう。
手間もかからない
振袖を着るには、準備が必要です。
成人式の数ヶ月以上前に振袖を試着して、着付けやヘアセットを予約します。
式典の当日は、朝早くから振袖の着付けにヘアセット、メイクと大忙し。
式典が終わってからも、同窓会に出る前に着替えを済ませたりドタバタ。
美しく着飾るには、あらゆることに手間や時間がかかるものです。
しかし、振袖を着ないとしたら振袖選びは不要。
成人式での振袖の着付けも、そこまで早起きすることはありません。
手間をかけずに気楽に成人式に参加できます。
振袖を着ないデメリット
振袖を着ないメリットは、金銭的・時間的なことでした。
一方で、振袖を着ないことによるデメリットはいずれもメンタル的なことになります。
晴れ姿を両親に見せられない
成人式は親御さんにとっても大きな節目です。
もしかしたら、新成人のみなさんよりも、お父さんお母さんの方が成人式を楽しみにしているなんてご家庭も多いのでは?
そんなご両親に晴れ姿を見せられないのは、なんだか申し訳ないような気がしてしまいますよね。
また、おじいちゃん・おばあちゃんはご両親以上に孫の振袖姿を楽しみにしているかもしれません。
成人式の主役は新成人のみなさんですが、家族みんなにとっても思い入れがあるイベント。
振袖を着るか着ないかはひとりで決めず、ご家族とよく相談しましょう。
将来、後悔するかもしれない
大人になると、思いがけない場面で思い出の写真を披露することがあります。
友達や家族と昔の写真を見返したり、結婚式で成人式の写真をスライドで流したり。
将来、なにかのタイミングで振袖の写真を見たときに、ふと「私も振袖を着ればよかったなぁ」と後悔するかもしれません。
将来のことは誰にも分かりませんが、成人式は1回きりです。
成人式を逃したら振袖を着る機会はなかなかないので、後悔しないようによくよく検討しましょう。
周りと比較してしまう
成人式には、振袖を着ていく人がほとんどです。
華やかな振袖姿の同級生に囲まれると、ちょっと居心地が悪く感じたり、どうしても周りと比較してしまいます。
実際に、成人式にスーツで参加した人の中には「振袖を着ないで寂しい思いをした」と後悔している人もいました。
振袖を着たくない、という意思が固ければ話は別ですが、振袖を着るか迷っている人は、いざ成人式に参加したときに周りが気になってしまうでしょう。
振袖は今しか着られない?
振袖は未婚女性用の第一礼装です。
(第一礼装とは、最も格が高い服のこと。)
振袖は成人式や結婚式のようなフォーマルな場で、未婚の女性だけが着られるのです。
結婚した女性が振袖を着るのは、基本的にNG。
既婚女性は、留袖という袖の短い着物を着るのがマナーです。
現代では着物を着る機会は滅多にないので、成人式は振袖を着ることができる貴重なチャンス。
成人前に結婚した女性も、成人式に限っては振袖を着ていいとされているので、安心して振袖を着てくださいね。
成人式で振袖を着ないなら
振袖を着ないことのデメリットや、今しか着られないということも理解したけれど、やっぱり成人式で振袖は着たくない。
そう考えた場合、ネックになるのはご両親でしょう。
お父さんやお母さんに、振袖を着ないことをどうやって説明したら納得してもらえるか。
また、式典にはどんな服装でいけばいいのかを詳しく解説します。
前撮りで振袖を着る
成人式で振袖を着ないことにご両親が反対しているなら、前撮り撮影で振袖を着るのがおすすめです。
絶対に成人式で振袖を着て欲しい、というよりは「晴れ姿を見たい」と思っているお父さんお母さんがほとんどのはず。
成人式では振袖を着なくても、記念に写真を撮っておくならいい、とあっさりOKしてくれるかもしれません。
前撮り撮影の相場価格は5万円〜10万円です。
成人式当日の振袖レンタル代よりも安く済むところが多く、前撮り+当日に振袖レンタルする場合の半分くらいに予算を抑えられます。
成人式に振袖を着たくない人は、ご両親に前撮りを提案してみては。
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式典にはスーツで参加
成人式に振袖を着ない場合は、スーツなどのフォーマルな服装を選びます。
いくら服装が自由とはいえ、普段着で行くのはよくありません。
服装によっては、式典会場に入れてもらえない可能性もあります。
新成人としてTPOを考え、お祝いの場にふさわしい服装を心がけましょう。
スーツはリクルートスーツでも構いませんが、シャツやアクセサリーで華やかさをプラスするのがおすすめです。
もちろん、結婚式に着て行けそうなデザインの綺麗めなワンピースでもOK。
スーツやフォーマルウェアなら、成人式の後も活用できるのでムダになりません。
後悔のない成人式を!
成人式の振袖選びは、準備に時間もお金もかかるため少し面倒なことかもしれません。
地元を離れたり社会に出たりした人の中には、振袖を着たくても諦めようと考えている人もいるでしょう。
しかし、成人式は一生の思い出に残る大切な行事です。
いっときの感情だけではなく、10年後に後悔しないか?ということも考えてみてください。
新潟県の振袖専門写真館「ふりそでchic」では、成人式での振袖レンタルから写真だけの成人式まで、さまざまなプランをご用意しています。
振袖を着るか迷っている、ご家族と意見が合わない、そんな方はぜひお気軽にご相談ください。
スタッフに直接相談したいという方は、店舗が十日町と上越にありますので足を運びやすい店舗までいらしてくださいね。
新成人のみなさんとご家族にとっていい思い出を残せる方法を、ふりそでchicのスタッフがご一緒に考えさせていただきます。