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なぜ十日町は「着物の街」となったのか?歴史と魅力にせまる

新作振袖モデル黒龍、白黒鳳凰
着物といえば京都をイメージする人が多いでしょう。
しかし、新潟県南部に位置する十日町市も日本で有数の織物産地です。

豪雪地帯という地域の特性を生かし、美しい着物をつくりあげています。

十日町は「着物の街」と呼ばれ、例年5月には十日町きものまつりを開催しているんですよ。

 

この記事では、十日町の着物の歴史や特徴、種類を紹介します。

十日町の歴史を知ることで、着物の世界が広がりより着物を着ることが楽しくなるでしょう。

「着物の街」十日町の歴史

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十日町で織物が始まったのは弥生時代のことです。

紀元前4世紀~後3世紀中頃の遺跡から、紡錘車(ぼうすいしゃ)という糸を紡ぐ道具が発見されました。

奈良時代の遺跡からも紡錘車が発見されていることから、十日町では古くから織物が行われてきたといわれています。

豪雪地帯である十日町市は雪が降ると田畑が使えなくなってしまうため、女性は冬の間に織物をしていたそうです。

 

江戸時代には、麻織物の一種である越後縮が幕府の式服にも使用され、越後の特産品として知られるようになりました。

その後、江戸末期から徐々に絹織物が日本に普及。
十日町でも絹織物の着物をつくるようになりました。

昭和30年代になると、十日町織物工業協同組合の青年部を中心に、友禅の技術を導入。
「十日町友禅」というブランドを確立しました。

十日町の着物づくりの特徴

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時代の流れに沿って柔軟に発展してきた十日町の織物産業。
着物のデザインも、伝統的なものから現代的なものまでバリエーション豊かな着物をつくっています。

また、十日町は「染め」と「織」の技法で着物をつくっている珍しい生産地です。

染めとは「先染め」とも呼ばれ、染色した白い糸を織って着物をつくります。
織は「後染め」と呼ばれ、白い糸で生地を織ってから、染料に漬け込んで色を付ける技法です。

通常はどちらか一方の技法で着物をつくりますが、十日町では染めと織の技術を用いてさまざまな着物をつくっています。

気候を生かした十日町ならではの技法もあります。

 

「雪ざらし」といって雪の上に糸や布を広げて漂白した布は、上質な仕上がりに。
雪によって湿度が高くなるため、乾燥せず良質な絹糸が仕上がるというメリットもあります。

着物づくりを分業で行う生産地も多い中、すべての工程をひとつの工房がワンストップで行っている点も、十日町の特徴です。

十日町の着物の種類

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あらゆる技法を使ってつくる十日町の着物には、たくさんの種類があります。

・十日町友禅
・越後上布
・小千谷縮(おぢやちぢみ)
・十日町明石ちぢみ
・十日町絣(がすり)

それぞれどんな特徴があるのか紹介します。

十日町友禅

友禅とは、布に手書きで模様を染める伝統的な染色方法です。
京友禅、東京友禅、石川県金沢市の加賀友禅など、友禅はさまざまな地域で生産されています。

友禅といえば高価なイメージがありますが、十日町友禅は比較的リーズナブル。
他の生産地の友禅に比べて華やかな絵柄が特徴です。

十日町友禅の振袖はとても優雅で美しいんですよ!

 

越後上布・小千谷縮

越後上布は、最高級の麻織物として江戸時代から愛されてきました。
苧麻(ちょま)という上質な麻で糸をつくり、丁寧に手作業で生地を織り上げます。

織り上げた生地は「雪ざらし」で漂白。
大変な手間ひまをかけてつくられている着物です。

小千谷縮も越後上布と同じ工程でつくりますが、小千谷縮は緯糸に強い撚りをかけており、布地に凹凸があります。
越後上布と小千谷縮は、どちらも国の重要無形文化財です。

十日町明石ちぢみ・十日町絣

十日町明石ちぢみと十日町絣は、同じ技法でつくられる先染めの絹織物です。
絣糸(かすりいと)を手作業で織り、美しい絣柄を生みだします。

十日町明石ちぢみは、夏用の高級絹ちぢみとして大正時代にブームを起こし、今でもファンが多くいます。

 

十日町明石ちぢみは、サラッとした質感が特徴です。
十日町絣は十日町明石ちぢみに比べ、カジュアルでモダンな着物です。

十日町明石ちぢみ・十日町絣ともに国の伝統的工芸品に指定されています。

振袖のことなら十日町市の成人式専門写真館「ふりそでchic」へ

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私たちふりそでchicは、十日町で100年以上にわたり着物をつくってきたメーカーによる成人式専門の写真館です。

ふりそでchicの特徴
・高品質なハンドメイド着物
・リーズナブルな価格設定
・ママふりや写真だけの成人式もOK
・撮影した写真はデータでもお渡し

ふりそでchicがどのような写真館なのか、詳しく説明していきます。

高品質なハンドメイド着物

ふりそでchicでは、職人がひとつ一つ手づくりしたハンドメイド振袖をご用意しています。
熟練された技術によって描かれた、美しい友禅や金彩。

高い技術が必要となる引き染め、絞り。
これらの技術を用いて、優雅で高品質な振袖をつくりあげています。

最近は生地に絵柄をプリントした振袖も増えていますが、その違いは実際にご覧になれば一目瞭然です。

一生に一度の成人式、大切なお嬢様には品質のいい振袖をお召しになっていただきたいですよね。

 

リーズナブルな価格設定

「高品質なハンドメイド振袖ならきっと高価なんだろう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ふりそでchicではリーズナブルなお値段で振袖をレンタル・販売しています。

少しでも多くの新成人のみなさまに、地元新潟の高品質な振袖をお召しいただければ幸いです。
着物メーカーが直営しているからこそ実現できるお値段でもあります。

ママふりや写真だけの成人式もOK

ふりそでchicでは、新成人のみなさまのあらゆるご要望にお応えできるプランをご用意しています。

「ママ振袖を着たい」という方には、新しい小物を合わせて今どきなコーディネートにアレンジ。
成人式に参加しないという方向けに、写真だけの成人式も承っております。

早期の前撮りや後撮りも可能ですよ。

撮影した写真はデータでもお渡し

撮影したお写真は、アルバムや台紙に加えてデータでもお渡ししています。
スマートフォンにデータを入れてSNSにアップしたり、お好きなお写真をプリントしてご親族にプレゼントしたり。

データがあれば、撮影したお写真をご自由にご利用いただけます。
(データは無料、追加料金は一切かかりません。)

晴れの日には歴史ある十日町の着物を着よう!

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弥生時代から織物の街として発展してきた十日町。

織物に適した気候や風土、そして長年受け継がれてきた技術によって、美しい着物をつくり続けています。
品質もデザイン性も兼ね備えた十日町の振袖は、晴れの日にぴったりです。

私たちふりそでchicでも、高品質なハンドメイド振袖を多数ご用意しています。

「どんなデザインの振袖があるのか知りたい」「写真館の中を見てみたい」という方は、ぜひお気軽にお電話くださいね。
事前にご連絡くだされば、店内をご見学いただけます。

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